2008年01月23日
MASDAR計画

マスダール(MASDAR)計画が、アブダビ首長国では着々と進行しつつあります。
昨日、アブダビ首長国のMASDAR(Abu Dhabi Future Energy Company)は1兆6000億円($15 billion)を未来のエネルギーのために投資すると発表しました。
アブダビはこれから太陽光発電と風力発電等の自然エネルギーのみに頼る未来都市をゼロから整備し、エネルギー・環境先進都市を目指す計画で、壮大なモデル都市の模型が展示されていました。
メトロや自由に動き回れる完全自動化した乗り物も開発し、まさに漫画の世界をも超越したような近未来都市を作り上げる計画です。
街中や砂漠地帯の郊外では着々と計画が進行しつつある様子がたくさん見受けられました。
スケールが想像の何倍も超えていて、これは将来、アラブ首長国連邦、特にアブダビがエネルギー先端都市になるということを予感させました。
2008年01月21日
2008年01月20日
World Future Energy Summit in Abu Dhabi

今回の出展に際しては、日本貿易振興機構(JETRO)さんの多大な協力を得て実現しました。
電気自動車というオイルを使用しない車を産油国で展示するという新しい試みですが、航空輸送もなんとか順調に進み、アブダビ首長国でELIICAを展示することが出来ました。
2008年01月19日
アラブ首長国連邦にいます
- keioda
- 22:30
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1月21~22日に開催されるWorld Future Energy Summit in Abu DhabiにELIICAの実車を展示するために、アラブ首長国連邦にいます。
2008年01月05日
原油がついに100ドル/バレルを超える
- keioda
- 22:33
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NYMEXの原油価格がついに1バレル100ドルを超えました。
供給を増やしたり、政治の力で収束できるのか分かりませんが、代替エネルギーに移行していかなければ、地球環境の悪化と経済の混乱は続くのではないでしょうか。
2008年01月01日
2008年新年のご挨拶
- keioda
- 22:31
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新年あけましておめでとうございます。
自動車業界は第三次電気自動車ブームの真っ只中にあり、ガソリンエンジン自動車の約100年の歴史にお別れをする時期が徐々に近づいている気配がします。
2010年代がEV元年となることだろうと個人的に強く感じます。
車自体のコストは家計に対する割合が大きいため、携帯電話のように、すぐに大量のEVが爆発的に普及することは考えにくいですが、日本での地上デジタル放送・薄型液晶テレビのように、気付くと普及していたという状況が訪れる日は近いと思います。
原油高・環境問題で、世界経済が混乱していますが、人類が解決する策は必ずあると思います。
そのキーワードは、自然エネルギー・蓄電であり、その分かりやすい形が太陽電池やリチウムイオン電池で、プロダクトとしては分かりやすい形の一つがELIICAだと思います。
徐々に世界にも電気自動車の輪が広がりつつあり、ELIICAが完成してからこれまで、見ていただいた人、試乗していただいた人など、ひとりひとりの意識が環境問題とも結びつき、何をやらなければいけないか、徐々に世界全体のベクトルの方向がひとつの方向へシフトしている気がします。
本年もどうぞ皆様よろしくおねがいいたします。
2007年12月05日
EVS23 DAY-3 Last day

最終日は自分の論文の発表日でもあったので、プレゼンテーションをしました。
論文のタイトルは、「Infrastructure strategy for EVm PHEVs and the mind of users」です。
日本国内で日常的に使われる自動車の走行距離に関するサンプリングや、衛星画像を用いて国内の充電インフラ構築のためのデータ収集を行ったということと、自動車ユーザーの心理を統合して電気自動車の車両スペックを考察するといった内容です。
プレゼンテーションは、カリフォルニア州の衛星画像と比較しながら、日本よりアメリカのほうがプラグインハイブリッドは普及する可能性があるということを強烈に言ったせいか、終わった後、かなり質問をうけました。
PHEVには興味を持っている人が非常に多かったです。

会場を後にする前に、GMのVOLTのキャッチコピーです。
オイルではなく、GASって言っています。

ロサンゼルス国際空港からアナハイムに向かう時は通勤の時間帯でなかったせいか、優先道路のありがたみをあまり感じませんでしたが、帰りはすごく助かりました。
2人以上または環境対応車のみ走行可能車線はがら空き。
前にはプリウスが走っていました。
この状況は、いかにアメリカが車社会であって、また一人で車に乗るかということがよく分かります。

それでも、空港近くでは大渋滞。

帰りの飛行機はアラスカ近辺上空を通る大回りルートで、約半日かかりました。
ジェット気流の影響とのことです。
今回のEVS23を通して、やはりEV/PHEVの普及のための最大のポイントは「リチウムイオン電池」だと実感しました。
学会発表や展示で世界をマクロでみた電池の新素材やモジュール化技術について学べ、調査も出来ました。
日本で開発されたリチウムイオン電池ですが、世界の動きは思いのほか早く、EV/PHEVの社会になる日は近いと思いました。
2007年12月04日
EVS23 DAY-2

A123社のプラグインハイブリッド車(PHEV)、電気自動車(EV)用の新型バッテリーが展示されていました。
GM社のVOLTのカットモデルも展示されており、その車体の中にもA123社の電池が搭載されていました。しかも、その中の電池はラミネートタイプ。プロトタイプとのことですが、驚きました。
写真をたくさん撮っていると、胸のネームタグ、「Keio University」を見て声をかけてこられ、ELIICAの話で盛り上がり、電池のエネルギー密度やサイクル寿命や内容物の素材等、色々聞くことが出来ました。

同じくA123社の電動工具用のリチウムイオン電池を使用した、電動バイクです。
なんと約1秒ちょっとで時速100kmまで加速!!
おばけです。
加速映像はyoutubeで「killacycle」で検索すると、見ることができます。

以前、ELIICA BLOGでも紹介した、FORDのPHEVです。
燃料電池と組み合わせています。
”燃料電池は電池ではない!”と以前書いたように、燃料電池は発電装置です。よって、電気を”燃料電池に蓄える”なんてことは絶対に出来ないわけです。
このFORDのPHEVもリチウムイオン電池に電力を蓄える仕組みです。
市街地走行では電池からのエネルギーでモーターを動かし、電池のエネルギーがなくなると燃料電池から電力を供給することによって走行距離を伸ばすことができます。
PHEVは、発電装置をエンジンで行う方法もありますが基本的にはEVです。

一人乗りの電気自動車です。
コックピットみたいになっていて、まさにキャノピー(戦闘機の操縦席を覆うようなかたち)形状です。
この方もELIICAのことはご存知で、話に花が咲きました。
実はアメリカ政府関連機関の職員でもあるそうです。

マグナシュタイヤー社が開発中のPHEV/EV用電池モジュールです。
某社のリチウムイオン電池を使用して開発中とのことです。
”マグナシュタイヤー”社というと日本には馴染みのない会社名だと思いますが、メルセデスベンツの車両を作っていたりと実はこの会社が製作していたという車はたくさんあります。

新素材を使ったリチウムイオン電池です。
たくさんのラインナップがあります。
中身が特殊なので、このような品揃えとなっています。

一番大きなものは手で持つとこれくらいの大きさ。

ホワイトハウス前でブッシュ大統領が、「これからはプラグインハイブリッドだ」と言って、大々的に報道された際に写真に一緒にうつっていたものと同一のPhoenix社のPHEVです。

こちらは3輪搭載ですが、小回りのきくような電動車両です。
警官が乗ってパトロールするようなシーンが想定されているようです。

一躍有名となったテスラモータースのTESLA Roadsterです。
ロータス社のエリーゼをベースにしたボディで、購入受付をしているだけあってさすがに完成度は高いEVです。
2007年12月03日
EVS23 DAY-1

ロサンゼルス国際空港(LAX)から車で約1時間。
高速道路を通って、アナハイムへ向かいます。
高速の一番左のレーンは、「CARPOOLS ONLY」車線です。
2名以上の乗車もしくは環境対応車のみ走行することが出来るという渋滞を避けて通れる専用道です。

EVSの会場ではお昼前に長蛇の列が出来ていました。
我々学会参加者は別に窓口があるのですが、ここに並んでいる方々は展示のほうを見に来たお客さんが中心。一般の人も興味をもってEVS23に来ています。

入ってまず登場するのがGMの「VOLT」。
GMがデトロイトモーターショーで大々的に発表したプラグインハイブリッド(PHEV)です。
東京モーターショーでもお目見えしなかった、VOLTは人だかりが常に出来ていました。

学会発表会場のほうでは、プラグインハイブリッドワークショップが開かれました。
アメリカでは”プラグインハイブリッド”という言葉がかなりメジャーになっていますが、日本ではまだまだ馴染みがない言葉ですね。
ブッシュ大統領が、「米国はオイル中毒だ!」と発言したことがきっかけに、オイルを使わないor節約する自動車の流れに一気に加速しているという勢いを感じます。

ダイムラーのsmartEV。
ピュアな電気自動車です。
同じセグメントとしては、三菱自動車のiMiEV、スバルのR1e、日産のハイパーミニなどがあります。
横にあるのは電気スタンドです。

最近米国でもっぱら盛んに話題になっている、2モードハイブリッド。
高速用と低速用のモーターがあり、どちらでも環境にやさしい走りが出来るというのが売りのようです。
プラグインハイブリッドやpureEVの世界へ移行していく移行期であるここ数年はこの2モードハイブリッドが米国では主流になりそうです。







