2005年09月14日
リチウムイオン電池は究極の電池?

これはELIICAに搭載されいているリチウムイオン電池です。
”電池は使い切らないと長持ちしない”
”重いだけであまり電気が貯められない”
など、「電池」というものにあまり良いイメージを持っていない方もいるでしょうが、リチウムイオン電池はかなり究極の電池です。
専門的に言うと、1セルあたりの電圧が高くて・・・エネルギー密度が○○○Wh/kgで・・・などと色々良い特性があるのですが、上で触れたイメージに関しては既に払拭されています。
まず、リチウムイオン電池には、「メモリー効果」がありません。
充電して、途中まで使って充電してという場合や、フル充電になってないのに再び使って、、、ということをしても、電池本来の性能を維持する といったものです。
次に、リチウムイオン電池は軽くたくさん電気が貯められます。
携帯電話は昔、大きく重かった時代がありました。それが、いまや全てリチウムイオン電池になり軽く、小さくなりました。キャパシタと比べても同じ重量で蓄えられるエネルギーは圧倒的にリチウムイオン電池が勝っています。
ELIICAには約50kWhの電力が蓄電できます。
これは、一般家庭で4日分の電力消費量と同じです。


エリーカの泣き所は、電池だと思うのですが?
これの値段が高すぎて、結局2000万から3000万円台の値段に跳ね上がってしまう。
せめて1個100万円を切るくらいの値段の高性能電池が開発されれば、エリーカにとって鬼に金棒だと思っています。
すでに慶応大と大手企業8社が安価な大型リチウムイオン電池の開発に向かって共同研究を開始しているのは知っているのですが、ときあたかも東芝が「キャパシタに匹敵する急速充電性能とリチウムイオン電池の高エネルギー密度を両立」させた優れものを開発して来年度から発売開始の構えでいます。
これを使えばエリーカの問題は一挙に解決するのではないでしょうか?あとは業界有名な「死の谷」の問題だけになります。
まずは“高価で内容のある自動車(高級車)”で、市場にデビューしたほうが後々のことを考えてもいいと思います。
なぜなら“安値で内容のある自動車”でもいいのですが、まずは市場にしっかりとした『ブランド力』を植えつけることが大切だからです。
コメントありがとうございます。
エリーカの泣き所が電池だというご指摘ですが、まさにその通りで、現在はLi-Ion電池のコストが高いために車全体にかかるコストも高くなります。
東芝さんの発表されたLi-Ion電池ですが、1セル(1個の電池)の容量や構成される材料、形式(角型・円筒型・ラミネート型)など、現在ELIICAに搭載されているものとは大分違います。
安全性・信頼性・対環境性などを綿密に検討して各分野で横断的に使用でき、将来的にコストが下げられるるようなLi-Ion電池を現在、産学協同で研究しております。
その産学協同プロジェクトはL2(エルスクエア)プロジェクトという名称ですが、近々BLOGでも触れたいと思います。
お願いします。
確かに、日本だけでも金持ちが多いので、動くオフィスと言われるエリーカは、コーヒー1杯分の充電時間で300km以上走れれば、2000万円台でも、時は金なりという人たちには結構売れるんじゃないか、特に試乗してもらえば実感できると想像しています。
東芝が開発した電池はナノテクを使って1分間で、電池容量の80%まで充電でき、数分間でフル充電に達し、充電時間の制約から解放されると言っています。そして試作品の写真を見る限り角型の感じです。エリーカの電池格納の図解を見ると、角型の電池が車体床下に敷き詰められているように見えますので、開発の方向が東芝とどう違うのか非常に興味があります。それに1個の値段はどのくらいを目標にしているのか。電池の仕様や量産効果などにもよりますが、やっぱり1個10万円台が望ましい感じです。そうでないと車1台の値段が下がらない。
多少技術的な回答になってしまうのですが、東芝さんの開発されたものは、「ラミネート型」になります。
あと、容量も東芝さんのものは、1セル=600mAhということで、ELIICAに搭載されている電池(1セル=40Ah)の約67分の1の容量なので、小型の電気製品や電動アシスト自転車、ハイブリッド車に応用するタイプだと思われます(あくまで推測です)。もしもこの電池をELIICAのような電気自動車に応用する場合は、端子接続部分の工夫や、全て直列にすると電圧が上がりすぎてしまうので、複数のパラ(電気回路を並列)にする必要が出てきてしまうと思われます。
1セル=600mAhと40Ah、やっぱり容量なんですね。
昔、「電池を制する者は世界をせいする(おおげさ!)」などと考えて、原子力のように、小さい固まりの中に莫大なエネルギーを詰め込める電池の素材が発明・発見されないかなあ、などと夢想したことがありました。
ところが、先日、高温で砂糖を焼き固めた時に出来るナノクラスの粉末を、抗ガン薬の溶液に浸すと、薬が粉末の無数の穴の中に入り込む、これをガン細胞に注入すると見事に死滅する、という記事を読みました。電子もこんなふうになれば小さな塊の中に大量の電子を蓄えることが出来るんじゃないか、これが最近の夢想です。(^-^!)
上のコメント、名前も入れないないうちに、うっかり投稿ボタンを押してしまい
ました。すみません。m(_ _)m