2005年12月13日
エネルギー環境政策分析

「エネルギー環境政策分析」というのは、石谷久教授が担当している慶應大学・大学院の講義の名前で、自分はTA(TeachingAssistant)を勤めさせてもらっています。
今日は、ゲストレクチャーで、経済産業省製造産業局自動車課の伊藤様に講義をしていただきました。
自動車社会の持続可能な発展を続けるには今何をしなければいけないか等、色々お話もさせていただきました。
車自体を替えて環境問題を解決するには、ELIICAなど環境対応車を普及させることで徐々に実現するのですが、それだけでは自動車社会の環境問題の早期解決には至りません。
電気自動車が普及するまでに出来ること、内燃自動車でも出来ることは沢山ある、ということで国としてもいくつか考えられることは実現するべく積極的に啓蒙していかれるとのことでした。
1.円滑な交通システム(路上駐車を減らす、ETC普及等)
2.エコドライブによる燃費の向上
3.税制優遇、補助
1.は、経済産業省や他の省庁とも連携しながら実現されたいとのこと
2.は、誰でも出来ること、急発進・急加速をやめるだけで燃費向上に繋がって、排気ガスを抑えられる
3.は、段階別にクリーンな車ほど優遇が受けられるという仕組み
です。
今回の強く感じたのは、やはり環境に良い車を普及させるにあたって環境のことだけを考えていてもダメで、経済発展と環境問題解決を同時に考えていってこそ、日本の持続発展が可能ということです。
学部生からいくつか質問が出ていた、「排気量規制や車の仕組みとして加速力制限しては?」ということは、人間のエゴを抑制し、エコを実現するということですが、車という人間にとって利便性や楽しみを与える存在である以上は、ELIICAのように内燃機関自動車よりも性能が良い且つ環境に良いものを世の中へ提案することからはじめないと、規制によってエコを実現するのは経済と照らし合わせても合理的ではないと思いました。


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