2006年03月01日

東北新幹線はやての秘密

hayate2.jpg

吉田教授と二人で仙台にやってきました。

東北新幹線”はやて”に初めて乗ったのですが、はやてについているパンタグラフ。
何だかうねうねとした流線型ともとれる形状で、特徴的だなぁとおもって携帯でパチリと写真にとりました。

少し見づらいかもしれませんが、写真中央の新幹線の屋根についているものが、架線から車両に電気を供給するためのパンタグラフです。

絶対この形状は考えに考え抜かれて開発されたはずだ!
とELIICAの風洞経験からも察しましたが、やはりそうでした。

調べたら、空力騒音を最大限に考慮された低騒音パンタグラフでした。

研究論文もちゃんとあって、風洞実験も繰り返し行われて開発された代物でした。

Comment on "東北新幹線はやての秘密"

新幹線にリチウムイオン電池を搭載して走らせることはできないでしょうか。
すみません。JRに聞くことかもしれませんが・・・

新幹線は各車両に電気モーターが付いているので早いと聞いたことがありますが、パンタグラフから電力を取り入れると、電線との接触・摩擦などがあり、速度低下の要因となっているのではと思います。

リチウムイオン電池で東京から名古屋まで走らせ、名古屋で大阪までの分を充電することで、東海道線もOK!?

リチウムイオン電池の利用・普及拡大の分野として、JR等電車関係は、大変な需要先なのでは?と思います。
確か、市電をリチウムイオン電池で走らせた実験もありますから、たぶん可能ではないかと・・・。

  •   あおぞら
  • 2006年03月09日 14:27

新幹線をリチウムイオン電池で動かすのはおそらく現状では難しいことかと・・。というのはモータ出力の問題で。東海道新幹線で現在試験走行しているN700系は省エネタイプと言われても1編成で17000KW以上のモータ出力。Elicaの30倍近い電力を使っています。そこでElicaの電池を30個つけたところで、東京名古屋間が366kmあるので、名古屋駅で充電のために30分以上も停車・・・。充電池の性能向上や急速充電の普及がかなり進まないと実用化は難しいところがあります。市電でしたらElicaよりもモータ出力が小さいので可能かもしれませんが・・・。

ちなみに新幹線のパンタグラフは電力を取り入れるだけでなく放出する役目があります。回生ブレーキを使用しモータで発電した電気を架線に戻して、周りの加速している電車に電気を分けたりしています。

ただ、電気を放出するときに周りに使ってくれる電車がないと架線の電圧が上がりすぎてしまって危ないので、回生ブレーキを使いたくても使えない、いわゆる回生失効という状態に陥るときがあります。これをなくすために、電車に蓄電池を搭載して、回生失効中の行き場所を失った電気を溜めようという研究がいくつか行われています。ですので普及拡大分野の一つとしてはなりそうです。

てっちゃん
詳しいご説明ありがとうございました。
勉強になりました。
いろいろなところにリチウムイオン電池が使用される社会が早くくればいいなーと思います。

  •   あおぞら
  • 2006年03月11日 11:49

詳しい説明ありがとうございます。
回生失効中に電池に蓄えるのはかなり現実的ですね。
そう多くない電池搭載容量でよさそうですし。

市電だったら可能かもという意見にも賛成です。
特に路面電車。
架線がなくなって景観が良くなることや出力特性や回生のことを考えても、いいと思います。

ここではコストが大きな問題です。