Monthly Archives:2006年09月
2006年09月30日
リチウムイオン電池に無理をさせている?

ノートPC用の電池が発火したり、携帯電話の電池が膨れたりと、最近リチウムイオン電池関連の話題が多いですね。リチウムイオン電池自体が悪いのではなく、原因があって起きていることなので、いちユーザーとしても、改善されればと思っています。
どれも、まれに起こっている事象とのことですが、いくら便利な世の中になっても、安全・安心といったキーワードは工業製品には欠かせないものです。
ELIICAも「Electric Li-ion Battery Car」という名前の通り、リチウムイオン電池を使用しています。
リチウムイオン電池は二次電池なので、充電・放電を繰り返し行いますが、満充電時に電池は最大電圧に、放電すると電池の電圧は徐々に下がってきます。
最大電圧というのがポイントで、充電し過ぎて電圧をどんどん上げてしまうと危険ですが、ちゃんと充電器で電圧・電流が制御されて充電が終了するようになっているので、製品となっているものを買う場合は、「最大電圧が※※ボルトになったら、充電をやめよう。。」などと考える必要はありません。
ちなみにELIICAの充電は1セルの電圧が4.15ボルトまでなどとして充電をしています。
一般的には4.1~4.2ボルトが充電終止電圧となることが多いようです。
ただ、今日、気になって、自分の携帯電話の電池を満充電にした常態で電圧を計ってみると、「4.3ボルト」ありました。
充電終止電圧を上げれば、次のようなメリット・デメリットがあります。
■メリット:電気をたくさんためられる
■デメリット:寿命が短くなる
最近の携帯電話は、消費電力が増えているので、電気はたくさんためられたほうがいいので、ぎりぎりまで電圧を上げているようです。
しかし、「最近、すぐに電池が切れてしまう」という声がちらほら聞かれるのは、こういった理由があるからなのかもしれません。
危険なレベルまで無理をさせているわけではないと思いますが、4.3Vまで電圧を上げられた電池からは、「もうお腹いっぱいだよぉ」という声が聞こえてきそうです。
2006年09月28日
オート・リクシャー

オート・リクシャーとは、3輪タクシーのことでインド圏でそう呼ばれています。
タイやラオスでは「トゥクトゥク」と呼ばれています。
古い2サイクルエンジンを搭載したオート・リクシャーがまだ多くインドには残っていて、大気汚染の原因の一つになっているようです。
学生の話によると、「インドの道を歩いていてまず感じることは、排気ガスのにおいが鼻につくこと。話には聞いていましたが、たしかにすごいです。でも僕の滞在しているバンガロールという都市はまだマシなほうで、デリーやムンバイはさらにひどいそうです。」とのことです。
中国に何度か行きましたが、北京空港から市街に行くまでの道ではずっと排気ガスのにおいがしていました。
中国・インドと自動車が大量に普及していますが、実際にカラダに感じるレベルだと、さすがに危険だと思います。
2006年09月27日
インドのアイドリングストップ事情

今日・明日は、インドでインターンをしている電気自動車研究室に所属している学生からの現地リポートを元にエントリーを書きます。
今日の話題は、インドにおけるアイドリングストップ事情。
日本で、”アイドリングストップ”といえば、環境のために・・・との文句がよく目立ちますが、インドでは少々事情が違うようです。
交差点での信号待ちのときには、かなりな数の自動車がエンジンを止めているようです。
さぞかし環境意識が高いと思いきや、実際に聞いてみると返ってくる答えは「ガソリン代を節約するため」。
物価と比較して、ガソリン代が高いから節約意識がはたらいてアイドリングストップをしているのだと想像しています。
オート・リクシャーと呼ばれる3人乗り小型タクシーでは、その現象が特に顕著で、財布事情が同時に環境問題にも貢献しているようです。
オート・リクシャーは空気を汚す原因の一端となっているようですが、詳しくは明日のエントリーにて触れたいと思います。
2006年09月26日
アメリカ航空宇宙局 Goddard Space Flight Center

昨日、NASAのGoddard Institute for Space Studiesより地球の温暖化に関する衝撃的なレポートが発表されました。
レポートによると、今の地球の温度はここ100万年の中で最も熱いレベルに達していて、あと気温が2~3℃上昇すれば、300万年前と同じ気温になるとのことです。
300万年前の海面は、現在の海面よりも25mも高かったそうです。
過去30年では、10年に0.2℃ずつ上昇していることが観測されているので、100年後は・・・と考えると恐ろしいです。
また、Nature誌によると、1700の動植物・昆虫が20世紀の後半に10年間で平均6km、極移動していると発表されています。
温暖化、一般的に考えられているより本当に、本当に深刻な状況になりつつあるのではないでしょうか。
NASA Study Finds World Warmth Edging Ancient Levels
Sep. 25, 2006
http://www.giss.nasa.gov/research/news/20060925/
2006年09月22日
Sudy Zoltan元駐日ハンガリー大使館特命全権大使とErika夫人

今日、元駐日ハンガリー大使館特命全権大使のSudy ZoltanさんとErika夫人がいらっしゃいました。
Erika夫人は、”ELIICA”と名付けられるきっかけとなった方です。
開発プロジェクトが立ち上がろうとしていた頃、吉田教授がZoltanさんとErika夫人にお会いする機会があり、エリカさんの名前から「Electric Li-ion Battery Car」が連想され、ELIICAという名前になりました。
Erikaさんは、ファッションデザイナーでもあります。
ELIICAのフォルムは非常に美しいとのお言葉もいただきました。
元大使からは、共産主義時代のブダペストでの自動車社会のことなど、興味深いお話を聞くことができました。
2006年09月20日
次世代自動運転システム

電気自動車研究室では自動運転の研究も行っています。
自動運転は大前助教授の研究分野で、研究室の敷地内では様々な実験が行われています。
あたかも、車両同士が物理的に繋がっていて牽引されているように見えますが、これは自動運転の制御によるもので、全く繋がっていません。
ソフトリンク走行制御の映像をご覧下さい。
4台による2×2ソフトリンク走行
http://www.eliica.com/blog/blogmovie01/
4台縦列ソフトリンク走行
http://www.eliica.com/blog/blogmovie02/
大前助教授のページはこちら↓
http://web.sfc.keio.ac.jp/~omae/
2006年09月15日
神奈川県電気自動車普及構想 発表

昨日、神奈川県から電気自動車に関する構想が発表されました。
それに伴って、今日の日本経済新聞・讀賣新聞・朝日新聞・毎日新聞・産経新聞・東京新聞そして、画像のような一面へ出ている神奈川新聞にて、記事として取り上げられました。
(※地域によっては掲載されていないところもあります)
内容は、電気自動車の普及にむけて県として全面的に推進していくと言った内容で、具体的目標も提示されています。
・普及推進協議会を結成、共同研究の実施
・県内の自動車1000台に1台(3000台)は電気自動車に
・急速充電スタンドを県内に150基設置
・電気自動車を使用した場合、公共駐車場やETCの大幅割引
・県によって税の一部を90%減税
等です。
電気自動車が街中で自然に見られるようになる時代にまた一歩、近づきました。
2006年09月14日
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