2006年11月08日
電力貯蔵用リチウムイオン電池モジュールの標準規格

L2プロジェクトでは、リチウムイオン電池モジュールの標準規格を発表しました。
日経産業新聞や神奈川新聞で既に記事として見たかたもいらっしゃるかも知れませんが、L2標準規格としては、ディファクトスタンダードという観点から、SAE(米国:Society of Automotive Engineers)が定める電池モジュールの基準「SAE J1797-SAE EV1」を参考に、その半分のサイズとなっています。
・外形寸法は、長さ:194mm 幅:175mm 高さ:116mm
・1モジュールには、4セル内蔵
・モジュールには電池管理装置を内蔵、各セルの電池電圧等の自動監視を行う
これまで2年6ヶ月にわたって、自動車、電池製造、エネルギー産業、住宅、建設、情報・通信、事務機器、電気機器、設備の各メーカー、電力会社ならびに官公庁とともに、様々な産業・用途で利用可能な共通規格の電力貯蔵用リチウムイオン電池を検討してきた結果、各産業で、共通に利用できる電力貯蔵用リチウムイオン電池のモジュールサイズの決定に至りました。


このサイズの電池はEV用には適していますが、電力貯蔵や通信基地局用としては容量が少ないような気がします。かといって並列使用では信頼性が劣ります。その2倍のSAEサイズも必要かと存じます。
詳しいことはよく分かりませんが・・素人なので(^^);
一般家庭用電力貯蔵・・僕の知っている限りでは鉛蓄電池を使用した「エネ・パック」なんですが、10kwh貯められて使用するのは7kwhまでなので・・
これが、リチウムイオンになったらもっと容量が増えますね。
規格を共通にすることで、普及と低価格化が実現しそうですね(^-^)
難しいところですね。電力貯蔵や通信基地局用としてはSAEサイズで大形・大容量(Ah)のセルでというのが合理的な考えもあると思います。
となると、EV用ではシステム化したときに十分な電圧が確保できないなどという問題点もでてきて、結局はそれぞれ仕様が異なる結果になり高価なまま・・・というシナリオも考えられます。
並列接続で信頼性が上がれば、良いにこしたことないですね。
業界に関してかなり詳しい方と思いますが、助言などもお待ちしております。
『EV用ではシステム化したときに十分な電圧が確保できないなどという問題点もでてきて』というコメントはどういうことが私には解りかねますが、要はSAEのハーフサイズとSAEサイズ(両者とも4直列の約14.8V)の2タイプがあってもよろしいのでは。当然、単電池はそれにあわせて2タイプ必要ですが。
「EV用ではシステム化したときに十分な電圧が確保できない」というのは、たとえば、直流定格296Vが必要だった場合に、20モジュールをシリーズで繋げる必要がありますが、スペースが限られているEVにおいて、20モジュール繋げると、SAEだとかなりなスペースを要してしまうといった意味合いでした。
SAEHALFで設計されている電気自動車のシステムにSAEを乗せることをイメージすると、電圧は半分になってしまうので、「EV用ではシステム化したときに十分な電圧が確保できない」というちょっと分かりづらい表現で書いてしまいました、すみません。
EV(特に軽クラス)用にはSAEのハーフサイズの容量で十分と考えます。一方、電力貯蔵や通信基地局用には大容量を必要としますので、SAEサイズの電池を並列に使用する方がSAEのハーフサイズの電池を並列に使用するより信頼性は向上します。おそらく今後は電力貯蔵や通信基地局用の方が需要が多くなると思われます。
わたくし、某自動車メーカー関係者ですけど↑断定されてマスけど、軽自動車の需要はなめちゃいけないと思いますケド。
難しい規格のことはわかりませんが,一家で複数台持つことがごく普通である私の地方では,確実に軽自動車へとシフトしていますよ。