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2008年06月11日

ブログ終了のご挨拶

ELIICA BLOGをご覧頂いている皆様。

前回の更新からかなり時間が経過してしまいました。
更新が大変遅くなり申し訳ありません。

アラブ首長国連邦でのELIICA展示後は、国際輸送も無事終わり、2月上旬に日本に戻ってきております。

3月21(土)~22日(日) かながわEVフェスタ2008にてELIICA展示
3月29日(土)パシフィコ横浜国際会議場のシンポジウムにてELIICA展示

と、一般の方々に見ていただける展示がありました。
またこれらは、慶應大学大学院助教としての最後の仕事でした。

私事ですが、3月31日を持ちまして、慶應大学大学院教員職を退職いたしました。

2000年4月から計8年間、慶應義塾には大変お世話になりまして、この場を借りて関係の皆様には感謝を申し上げたいと思います。

在任期間中は色々なことがありました。

ELIICAの開発計画が始まり、製作、完成。
イタリアでの片山右京さんによる走行試験。
皇太子ご夫妻、小泉総理(当時)をはじめ閣僚の方々による試乗。
世界・日本各地でのELIICA展示。
国際学会での発表などなど。

勿論、車は大好きですが、全ては、地球環境を良くしよう、電気自動車が普及するように多くの方に理解してもらおうという活動でした。

ELIICAプロジェクト、L2プロジェクトは、産学協同プロジェクトで、企業と大学が連携をとって今までに類をみない規模の協賛企業のトップの方々の環境に対する想いに支えられたプロジェクトでした。

大学の体制としても、多くのスタッフの力が合わさって、一体となって推進したプロジェクトでした。

数年後、大手自動車メーカーからも電気自動車が発売される予定という報道が増え、環境問題は絶望だけではなく、希望の光が見えてきた気がします。

環境・エネルギー問題の解決については、試行錯誤が必要だと思いますが、唯一、バイオ燃料として食物に使われる作物を燃料にするという考え方は間違っていると思います。

なぜならば、人口が今後増大する中で益々食料が無くなるからです。
可能性があるならば、食物外の植物から作られる燃料です。

アラブ首長国連邦のアブダビに行き、MASDAR(マスダール)計画の全容を知った時、資源を持っている国が未来の社会を考え、自然エネルギーの活用に向けて動き始めていると驚きました。

日本でもこの自然エネルギーの確保が急務であると考えます。

日本のエネルギー自給率はわずか4%。
原子力発電を国産と仮においたとしても、20%弱しかありません。
エネルギーになる資源がないんです。

ただ唯一ある資源は、太陽など自然のエネルギーです。

太陽光発電で電力を作り、リチウムイオン電池にエネルギーを貯蔵する。そして使用する。

これで、エネルギーは自給自足していることになります。
またエネルギーを備蓄できることにもなります。

これからの社会では、キーワードは、太陽光発電とリチウムイオン電池だと思います。
日本が今、国策に乗り出せば、エネルギー自給率をどんどん上げていくことは可能ではないかと思います。

合わせて、二酸化炭素排出量の約20%をしめる自動車が電気で動くようになれば、自動車の動力源は国産の電気を使えるという環境問題にとっては、これとない仕組みが出来あがると思います。

原油相場・ガソリン価格が上がっています。

私が過去に学生との研究のために作った簡単な計算式を入れたエクセルファイルが、電気自動車を利用したほうが経済的に安上がりであるという数値を示すようになってきました。

ガソリン価格が1リットル200円を越えていった場合、その上の水準では電気自動車が優位になる使い方が多くなってきます。

参考まで、計算式を入れたファイルを以下に置いておきますので、数値を変えてみるなどして試してみてください。
右メニューの「DATA FILES」の中からも辿れます。
http://www.eliica.com/blog/datafiles/EV_cost_Calculator.xls

「ELIICA BLOG」 については、2005年8月にスタートし、約2年半続けさせていただきました。
ご覧頂いた皆様、コメントしていただいた皆様、ありがとうございました。

また手違いにより、2007年12月以降のコメントのデータが読み込めなくなってしまいました。申し訳ありません。

「ELIICA BLOG」の合計273の記事については当分の間、このままにしておきます。
何かのご参考になれば幸いです。

なお、私事ですが2008年4月からの連絡先は、kei.oda@eliiypower.co.jp(スパムメール防止のため、ここでは@を全角で記述しております。宛先として頂く場合は@を半角で記述してください)になります。

引き続き、環境問題解決のための仕事をして参ります。

長い間ありがとうございました。

今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

小田 佳

※本エントリー以外の情報は2008年3月時点またはエントリー時点の情報です。

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