慶應義塾大学 - 電気自動車研究室

 
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エネルギーシステム

なぜ太陽電池なのですか?
太陽をエネルギー源とする自然エネルギーの中で最も効率が高いからです。実用的性能として太陽エネルギーを約10%の効率で電力に変えることができます。
一方で植物が太陽のエネルギーを貯えることができる効率は0.1%〜0.2%に過ぎません。
さらにこれから電力を得ようとすると10分の1以下のエネルギーしか得られません。
もし地球の陸地の1.5%を太陽電池で覆えば世界中の70億人の人々がアメリカ人と同じだけのエネルギーを使うことができるようになります。

太陽電池はどこまで進んでいるのですか?
大きな効率の向上には長い時間がかかります。しかし、製造法の確立、効率化と需要の拡大で価格は大幅に低下します。今後、さらに大量生産が進めば、そう遠くはない時代にこれまでの方法での発電よりもコストが下がることが期待されます。さらに、これまで電力が使えなかった人々に供給できるようになります。

日本の技術的優位性は?
技術、生産量とも世界一です。しかし、補助制度などの遅れから、世界的シェアは低下の傾向にあります。

世界の取り組みと普及状況は?
ヨーロッパ、とくにドイツやスペインでは大きな補助によって急速に普及が進んでいます。中国での生産量が著しく伸びています。

普及のボトルネックと解決策は?
当面、価格が高いことです。
安価にするには個人住宅への補助、休耕田を利用するなどの大規模発電システムの建設への補助があります。大量に普及が進んだときには蓄電装置の導入と、天気の良い地域から悪い地域に電力を伝達する全国ネットワークの構築が必要となります。

電池材料の資源は?
太陽電池の主成分はシリコン(ケイ素)です。
シリコンは地球上に大量に存在します。精製工場の容量不足で、しばしば材料不足になることが問題になっています。安定した需要が見込めるようになると精製工場の規模も拡大することになり、この問題は解決します。

 
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